ウルトラマンの放送が終了してから、1967年10月に登場したのが、ウルトラセブンです。宇宙の侵略者から地球を守るために、ウルトラ警備隊とともに怪獣や宇宙人と戦ってきました。

ストーリーとしては、宇宙人たちの明確な戦略が明るみになり、登場する敵には宇宙人が多く出てきます。主人公はモロボシ・ダンという青年で、クール星人による人間蒸発事件をウルトラ警備隊とともに解決したことで、警備隊に入隊しました。

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実はこのモロボシ・ダンこそが、M78星雲からやってきた恒点観測員340号、後にウルトラセブンとよばれる宇宙人なのです。ダンは危険な状況になると、ウルトラアイを装着してウルトラセブンに変身します。

どうして彼の名前が「ウルトラセブン」と呼ばれるようになったのかは、ダンの正体を知らないウルトラ警備隊が自分たちに協力する彼を「ウルトラ警備隊7人目の隊員」という意味で、そう呼ばれるようになりました。

この作品は「ウルトラマン」に並ぶ高評価を受ける作品になり、第2期ウルトラマンシリーズの誕生など、後のシリーズにも大きく影響しています。

平成に入ってからも、「平成ウルトラセブン」として新作が作られ、誕生40周年の時には「ULTRASEVEN X」が作られました。

ウルトラセブンは後の作品でも活躍することが多く、平成に入ると息子のウルトラマンゼロも登場し、セブンを含むウルトラ6兄弟は伝説的存在になっています。

彼の特長は、ミクロから40mまで変化させられる身長、頭部のビームランプとアイスラッガー、彼が戦えないときに使うカプセル怪獣を持っていることなどが挙げられます。

ビームランプからはエメリウム光線を出すことができ、両手を額に当てて発射したり、胸に腕を当てて発射したりして、相手に攻撃を与えることができます。

それと並ぶ必殺技としてワイドショットがあり、L字型に組んだ腕から発射する光線はセブンの技の中で最大の破壊力を持ちます。

頭部に装着しているアイスラッガーは、ウルトラ念力を使って自由自在に操ることができます。アイスラッガーは敵を切り裂く能力を持っており、敵に投げると体の一部が切断されます。

切断に使うだけでなく、イカルス星人との戦いでは体を貫通させ、ダンに化けた宇宙人に対しては額にぶつけて正体をあらわにさせています。

セブンはカプセル怪獣というアイテムを持っており、ダンが変身できないときなどに代わりに敵と戦ってくれます。劇中ではミクラス・ウィンダム・アギラの3体が登場し、戦闘力はセブンよりも弱いためか、活躍はいまひとつでした。

ダンは後の作品「ウルトラマンレオ」にも登場しているが、そのときは変身能力が失われたためか、カプセル怪獣を使うことはありませんでした。

3体のカプセル怪獣は後の映画作品にも登場しており、そのときは戦闘能力が上がっており、怪獣を倒すまでに成長しています。

カプセル怪獣の発想はウルトラマンシリーズ以外にも影響しているところがあり、ポケモンに登場するポケモンボールはその影響から生まれたといわれています。